【今、流行ってる!】グラスフェッドビーフ 驚きの5つの効果!

時短でスリムボディを作る専門家の吉田元気です。
グラスフェッドビーフ
みなさんは、この単語を聞いたことがあるでしょうか?
今、このビーフが流行りつつあります!
なんで流行っているかって?
それは体に良いからです!!( ◠‿◠ )
今日は、その体に良いと言われるグラスフェッドビーフについて書いていきますね♪
・グラスフェッドビーフとはなんぞや!?
はい、そもそもグラスフェッドというのは何か?
ここからですよね。
じゃあそれぞれを分解して解読していきましょう!
まず【グラス】
これは『草』を意味します。
草ってみなさんお分かりですよね?
そうです!あの草です!
こんな感じ(^ ^)
では次は【フェッド】
これは、『食物を与えられた』というような意味です。
最後は【ビーフ】
これは………『牛』ですね♪
みなさんご存知だと思います(笑)
さて、それぞれの答えが出たので、まとめてみましょう!
『草』を『与えられた』『ビーフ』
つまり、牧草を与えられたビーフ
もういっちょ踏み込むと、牧草で飼育された牛となります!
グラスフェッドビーフとは、牧草で育った牛さんのことを言います。
・牛の性質と現在の飼育状況について簡単に説明
みなさん、もしかしたらこんな疑問を抱えたかもしれません。
『そもそも、牛って草…牧草を食べて育っているんじゃないの?』って。
確かにそうですよね!牛は草食動物です。
牛は胃袋を4つ持っています。
・第1の胃を【ルーメン】と言います。
1番大きな胃らしく、胃の80%を占めるそうです
大きさ150リットルにも及ぶそうですよ( ゚д゚)
スゴイ大きいですね!
食物の分解機能を持ち、また微生物や真菌がたくさん住んでいます。
これらの微生物・菌がいるから牛さんは牧草という高分子の物質を分解できるんですね♪僕らにはこの機能はありません。牧草から多くの栄養を摂取することができないんですね。
僕らの馴染みのある呼び方でいうと【ミノ】と言いますね♪
・第2の胃は【ハチノス】と言います。
これは聞き馴染みありますよね。焼肉屋さんのメニューでも一度は見たことがあると思います。
胃の全体の5%ほどを占めるそうで、この胃は反芻という機能を担っています。
反芻とは何か?
これは1度胃に取り込んだものを口の中に再度戻して噛むことを表します。
牛の体内ではこんなことが繰り広げられてるんですね( ゚д゚)
僕ら人間で想像すると、ちょっと気持ち悪いですね(^_^;)
・第3の胃は【葉胃】と言います。
この胃は全体の7%を占めています。
ミノやハチノスで分解したものをさらに細かく分解し、水分を除去する役割を持ちます。
僕らの聞き馴染みのある呼び方でいうと【センマイ】と言います。
・第4の胃は【しわ肉】と言います。
これも胃の全体の7%を占めます。この胃は、分解され尽くした物質を胃液で消化して、小腸に行って、栄養として吸収します。
ちょうと僕らの胃の役割と同じような感じです。
僕らの聞き馴染みのある呼びからで言うと【ギアラ】ですね♪
この4つの胃を牛さんは持っているので、牧草からとてつもない栄養を摂取できます。だから、牛さんはあんなに大きくなるんですね!
僕らのイメージだと、肉や脂っこいものをたくさん食べて体が肥えるイメージだと思います。でも、牛さんは牧草だけで400〜500キロくらいの大きさになっちゃいます!
僕らが牧草を食べても、あのようにはなりませんね。分解できないので、体内に溜まってしまいます。これは望ましくないですね(^_^;)
牛さんは、元々反芻動物と言われています。
そして、みなさんが疑問に思ったことは鋭い直観です!
実は、現在の国内の牛さんは、グラスフェッドではなくて、穀物を与えられています。
穀物というと、コーンや麦ですね。
穀物を与えられた牛のことを【グレインフェッド】と言います。
何で、わざわざ穀物を与えているか?
これは商業的な面が強いと推測します。
穀物飼育は牧草飼育に比べて早く育ちます。なので、素早く僕たちの元へ到着します。
そして、サシ(白い部分)が入るので、あの油が乗った美味しいお肉が出来上がります。
美味しそうですよね?
確かに美味しいですよね♪
でも、本来の育ち方をしていないため、ちょこっと栄養が偏っています。
また、色々な抗生物質なども含まれている可能性があります。
全く食べないということは難しいでしょうが、少しでもグラスフェッドビーフにシフトしてみるのも良いかもしれません(^ ^)
・グラスフェッドビーフの5つの高い栄養化!
グラスフェッドビーフはグレインフェッドよりも5つの栄養の点で優れています!
まず、「タンパク質」
グレインフェッドでもタンパク質はありますが、グラスフェッドの方が豊富に含まれています!
これは、筋トレをしている方にも、そうでない方にも嬉しいですね♪
筋トレしていない方がダイエットをすると、どうしてもタンパク質などの栄養素が不足することが多いです。
タンパク質は細胞核を作るのに必要な大切な物質です。
細胞とは、僕たちの体の全ての元になります。
筋肉・骨・臓器・脳・神経…
これらの全ての源は細胞から始まっています。
なので、これをないがしろにしてはいけませんね。
体の約3割はコラーゲンというタンパク質で出来ているそうですよ!
次に「脂肪酸」
グラスフェッドとグレインフェッドの1番の違いはこの部分であると言えるかもしれません。
含まれる脂肪酸の比率が全然違います。
ちなみに、脂肪酸とはオメガ3と6のことです。
グラスフェッド オメガ3が1でオメガ6が4です。つまり1:4です
グレインフェッド オメガ3が1でオメガ6が10です。つまり1:10です。
この脂肪酸の比率については今でも理想値が研究されています。
今では1:1や1:2や1:4と言われています。
※オメガ3がいずれも1です
どの比率にしても、オメガ6が多すぎると、体内で炎症作用が起こるようになります。体内で炎症作用が働くと、色々と体にとって不都合なことが起こります。
現代はオメガ6を摂りまくっている傾向になるので、少しでもオメガ3が多くなるようにしていきたいです。
すると、あなたの動きにキレが出来ます!
脳もスッキリするので、ヒラメキも増えるでしょう!
こういったことにも繋がってくるので、脂肪酸のバランスはかなり大切です!
その点で、間違いなくグラスフェッドに軍配が上がります!
次は「ビタミン」
みなさんもご存知の通り、ビタミンはとても大切ですよね
牛さんのお肉には、ビタミンA・B・D・Eを含んでいます。
結構色んなビタミンが含まれているんですね!
グレインフェッドにもビタミンは含まれていると思いますが、こちらもグラスフェッドビーフの方が多く含まれています!
ビタミンも豊富にとれるとは思わなかったんじゃないでしょうか?
こういうオマケで効果が大きいことって嬉しいですよね♪
次に「ミネラル」
このミネラルもビタミンと並んで大切なものです。
亜鉛やマグネシウムなどのミネラルもグレインフェッドよりも豊富に含まれています。
これも副産物的な感じで摂取できるので、嬉しいですよね♪
そして最後『共役リノール酸』
これは先日、記事にも書きました。
自然界のトランス脂肪酸です。
「うわっトランス脂肪酸かよ!?」
とはならないで下さいね(笑)
この脂肪酸は、筋肉が脂肪をエネルギーとして取り込みやすくしてくれる効果・それに筋肉の発達に必要な成長ホルモンを取り込みやすくしてくれます。
この成長ホルモンが、なんとインスリンになります!
インスリンには成長促進作用があります。タンパク質の合成促進・分解抑制効果があります。
インスリンを取り込みやすくしてくれるってことは、タンパク質の合成をしてくれる…つまり筋肉を成長させてくれるってことになりますね( ◠‿◠ )
多分ですが、元々インスリンのメイン機能は「成長促進」であると思っています。
インスリンというと、血糖値を下げる機能がすごいピックアップされていますが、実はこれはおまけである可能性があります。
成長促進がメインだと思うのは、違う成長ホルモンに『インスリン様成長因子』という物質があります。
この成長ホルモンは、サイトカイン群に分類されて主に肝臓から分泌されます。
それで、この物質の名前の由来は、インスリンと姿・形がとても似ているからです。
若干こじつけ感は否めませんが、成長因子に構造がとても似ているってことは、インスリン自体も元々は成長ホルモンとしての作用がメインなんじゃないかと思うんです。
実際、共役リノール酸を取り入れると、筋肉のインスリン受容体を広げてくれて、受け入れやすくしてくれます。これによって、同じトレーニングでも筋力アップの結果に違いが生まれることも研究結果に出ています。
トレーニーの方は積極的に摂取していきたい物質と言えますね( ◠‿◠ )
このように、グラスフェッドビーフにはとても僕たちに有益な作用が盛りだくさんです!
ダイエットにもとても有効ですよ♪
次回は、グラスフェッドビーフが何でダイエットにいいのかを詳しく書いていきます( ◠‿◠ )
お楽しみに♪
最後まで見ていただきありがとうございました〜( ´ ▽ ` )