共役リノール酸とは一体なんだ!?めっちゃ簡単に解説!
どうも。時短でスリムボディを作る専門家の吉田元気です。
今回も脂肪酸のお話になります。
『共役リノール酸』
みなさん聞いたことがあるでしょうか?あまり聞き馴染みがないかもしれません。
最近、これが注目を集め始めていますね!一体これは何なんだ!?ってことで
説明していきますね♪
共役リノール酸とは!?
共役リノール酸とは一体何なんでしょう?
リノール酸とはオメガ6のことです。(※αーリノレン酸がオメガ3です)
このリノール酸の分家みたいなもので、共役リノール酸というものがあるんですね!
脂肪酸の結合には型みたいなものがあります。あの化学式で用いられている六角形が並んだ図式みたいな感じです。
下図がリノール酸から共役リノール酸へ変化している化学式です
みなさんもこういう図を見たことありませんか?
多分、テレビなどで麻薬とか脱法ハーブの説明の時にこういう図が参照されたときに見ることがあるんじゃないかなと思います。
あれも、やり口がスゴいですよね。違法と認定されたら、化学式の枝葉を左右に追加して『違法ではありませんよ』みたいにしますよね。
俗にいうイタチごっこってやつですね(^_^;)
間違いなく悪いものだと思いますが、あの知恵の働かせ方に関しては感心するところがあります。
話が逸れました(笑)
脂肪酸もこのように化学式があって、それによってアラキドン酸やオレイン酸、リノール酸のように区別されます。
それで、このリノール酸はどのように作られるのか?
共役リノール酸が最初に見つかったのは1930年で、焼いたハンバーグから見つかったそうです(笑)
こういう新しい発見って何の気なしに・普通の日常で見つかることが多いような気がします(笑)
多分、研究者のひょんな思いつきで、焼いたハンバーグってどんな成分なんだろう?って思ったんでしょうね(笑)
そして、調べてみたら『あれ?なんだこれ?ガンを抑制するぞ!』ってなったそうです。
今、言ってしまったのですが共役リノール酸はガンを抑制する効果があるそうです。
この共役リノール酸は『自然界のトランス脂肪酸』と言われています。
トランス脂肪酸かよ!?ダメじゃん!
ってなりますよね(^_^;)
あれだけトランス脂肪酸はダメだ〜とか言ったので、そう思われてもしょうがないです。
でもちょっとだけ僕に説明のお時間をください.
共役リノール酸は、脂肪酸のトランス型二重結合(変異型)が多いので、トランス脂肪酸のカテゴリーに分類されるみたいです。
アメリカでは、トランス脂肪酸は規制対象となっています。
『なんで、日本は規制対象となってないんだよ』という素朴な疑問については、今はみなさんの心の中に閉まっておいてください…
この共役リノール酸というトランス脂肪酸はアメリカでは規制対象外になっています。
それは、体に悪い結果がなくて、むしろ体に良いという結果が研究でも出ているからですね。
ここで、1つ考え方をシェアしたいです!
恐らくなんですが、自然が構築した自然由来のものというのは、理想の状態で作られている。と考えています。
トランス脂肪酸についてもそうです。
一般的なトランス脂肪酸……水素を脂肪酸に添加した人工物
共役リノール酸……自然が作り出した賜物である自然物
これ以外にも炭水化物がそれに値します。
実は炭水化物も良質とそうでないものと分かれています。
炭水化物とは糖分+食物繊維のことです。
良質な炭水化物には食物繊維が豊富に含まれていて、体に良いと言われたりします。
ですが!今は精製しているのが多いですよね。白米とか小麦などですね。
精製している……つまりこれは人工的です。
例えになるかは分かりませんが、最初にテストの答えを配られているのに、勝手に解釈を広げて、間違った方向の回答にたどり着いてしまう感じですね。
こうなってしまうのは恐らく人の欲が間違った方向に行ってしまったときだと思ってます。
目先の利益に囚われると、この考え方に陥りやすくなります。
目に見えないものも考えていく
これが大切です!
これについては、今の時代にリンクするところがあるので、追い追い書いていきますので楽しみにしててください♪
話がだいぶ逸れました(笑)
いきなり話を逸らしておいて、しかも赤文字でデカく『目に見えなものも考えていく』とか言っちゃって、なんなんだよこいつって感じだと思います(^_^;)
なので、共役リノール酸について、次に進みましょう!
共役リノール酸の及ぼす効果とは?
それではお待ちかねの共役リノール酸の効果です。
・体脂肪の減少
・免疫機能の改善
・動脈硬化の予防
などなど、僕たちにとって嬉しいことが多く報告されています。
また、体をたくさん動かすアスリートたちにも朗報があります。
パフォーマンスの向上・維持力の増加にも繋がります。
これってアスリートの方にとってはめっちゃ嬉しいですよね( ◠‿◠ )
僕も現役の時に知っておけば良かった〜(笑)
パフォーマンスが上がる理由としては、筋肉を動かすのにエネルギーを使うのですが、通常だとグリコーゲン(糖質)を使います。
※糖質制限を既にやられている方は、おそらくケトン体を使っていると思います
ですが、グリコーゲンはあんまり貯蔵できないので、すぐにエネルギー切れを起こします。
グリコーゲンは肝臓に貯蔵されているのですが、およそ2000キロカロリーほどしか貯蔵できません。
運動しちゃうとすぐに無くなっちゃいます。なので、頻繁に補給しないといけない状況になります。『おなかが減ったな〜』というのは体から『エネルギー無いぞ!補給してくれよ!』というメッセージなんですね( ◠‿◠ )
つまり、糖質だとエネルギーにはなるが、維持力がないって感じですかね。
こういうのをサステナビリティがないって言うんですかね?(笑)
そして、現代はアスリートや運動をされている方は良いですが、大半の人は運動が少ない傾向にあります。
でも、炭水化物はたっぷりの食事が提供されます。
さきほど、糖質は最大で2000キロカロリーしか肝臓に貯蔵されないと言いました。ではそれ以上に蓄えてしまったらどうなっちゃうか?
ピンと来た方もいるかもしれません。そうです!体脂肪に変わってしまうんです!
要するに肥満になるということです。
余った糖質はインスリンによって脂肪に置き換わり、脂肪細胞に取り込まれます。
糖分を血液中にたくさん残しておくことは、あまりよろしくないっていうのが体の中の掟なのかもしれません。
実際に、赤血球以外は糖質は必須ではないと言われています。
だいぶ話が逸れましたね(笑)
一方で、脂肪貯蔵量は最大で40000キロカロリーと言われています。
『ゼロ1個多くない?間違えてない?』と思うかもしれませんが、僕のタイプミスではありません(笑)
40000……4万です!
およそ20倍の差があります!
こう考えると、脂肪でエネルギーを作った方が良さそうですね!
そして、共役リノール酸は脂肪を筋肉に取り込みやすくしてくれます。
これは筋肉中にリポタンパク質リパーゼ活性という酵素の働きが促進されて、脂肪のエネルギーを取り込みやすくなると言われています。
なので、持久力も上がると言われています。脂肪はたくさん貯蔵できますからね♪
『筋肉に脂肪を取り込みやすくしてくれる』
これがアスリートにとって共役リノール酸の大きなメリットとなりますね!
しかも、筋肉をつける筋トレやウェイトトレーニングの時も、この共役リノール酸を摂取すると、普通にやるよりも筋肉の増加量が上がると言われています。
これは、共役リノール酸がインスリン感受性を高めてくれる作用があるからです。
インスリンというと、血糖値を下げる機能にばかり注目されますが、この機能は実はおまけです。
メインは成長ホルモンの促進・そのための脂肪合成、分解になります。
そして、筋肉の成長にもこの成長ホルモンはとても大切です。
この成長ホルモンを多く取り込めるようになるって、感覚的に筋肉が成長しやすくなると思いますよね?( ◠‿◠ )
『経験値が1.5倍になる』
ゲームで言うと、1度のバトルで得られる経験値が増えるという感じですね。
感覚的にはこんな感じだと思います。
みんなもできれば、1.5倍…2倍…それ以上としていきたいですよね!
共役リノール酸には『がくしゅうそうち』的な経験値を増やしてくれる働きがあるんですね〜♪
そして、ちょっと考えてみてください。
筋肉が脂肪を使ってくれるってことは…?
単純にダイエットもやりやすくなるってことに繋がらないですか?
脂肪を燃やしやすくしてくれるってことになるので、余分な脂肪を使いやすくしてくれるってなります。
そう考えると、共役リノール酸はとても良いことづくめですね( ◠‿◠ )みなさんも
ちょっと意識して摂ってみると良いかもしれませね♪
最後まで見て頂きありがとうございました(*^▽^*)